深海の世界は、まだ知られていないことがたくさんあって、どんな生物が生息しているのかもよくわかっていません。
遭遇することの出来た深海の生物の多くは、想像もできないような不思議な体型をしています。
私は深海艇の船員ではないので深海に行って写真を撮ってくることは出来ません、公開している写真はネット等で収集したものです。
(転載した画像の使用許可はいただいています。)

 
魚ではなく深海に住むSeapigと呼ばれるナマコの仲間らしいです。
 
この先もっとグロテスクな生物が出てきます、気分が悪くなった方は下の非常口から逃げて下さい。

それ程深くない100mから900mに住むBarreleye(Macropinna microstoma)という魚です。
この魚は目が完全に上を向いています、なぜかはわかりませんが多分、餌となる食物が上から落ちてくることが多いからでしょうか?
200-2000m程の深さに住んでいるBigscale(Poromitra crassiceps)という魚です。
かなり凶悪な顔をしています、まるでアメリカンヒーローのキャラクター地獄の指揮官スポーンのようです。
80-1600mと幅広い深さに生息しているviperfish(Chauliodus macouni)です。
先ほどのBigscaleよりもさらに恐ろしい顔をしています、餌の少ない深海で、一度捕まえた獲物を逃がさないように長い牙を持っています、また大きな獲物も食べられるように口は大きく開きます。
比較的浅い30-600mの深さに生息しているDragonfish(Tactostoma macropus)です、かりに30mの付近に上昇してきた場合にダイビングで遭遇したら恐いですね。
深海魚の皮膚は柔らかいゼラチン状になっていることが多く、海上に上げると写真のようにすぐ痛んでしまいます。
500-1000mに住んでいるPearleye(Benthalbella dentata)です。
この魚、目玉がチューブ状になっていて前に飛び出しています、金魚の出目金の目にも似ていますが、こちらは可愛くないです。

Quotation:Paul Yancey's DEEP-SEA PAGE
Paul Yancey, Biology Dept.,Whitman College, Walla Walla WA

< 屋根裏水族館 Menu
スケルトンな深海魚 >