Attic or Garret

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屋根裏実験室 MINDSTROMS


MINDSTROMS
トイザラスなどの量販店でもLEGO社のMINDSTORMS RIS(ROBOTICS INVENTION SYSTEM)1.5の販売を開始して、MINDSTORMS RIS2.0の発売も近づいてきたので、本格的なブームになる前にMINDSTORMSの紹介ページを作ってみました。
 
MINDSTORMSってなに?
 
LEGO社が発売している、子供から大人まで遊べるおもちゃです。 ロボットを始めとするいろいろなものを自由に作ることが出来ます。 フレキシブルな設計思想はおもちゃと呼べないほど洗練されているので世界中にたくさんのファンがいます。 また他のLEGO製品と部品を共有できるので、すでに持っているLEGO製品と組み合わせれば創造範囲も広がります。 MINDSTORMSは現在、数種類発売されていてRIS以外のシリーズはパソコンが不要です、RISはパソコンにより動作指示を行うのでパソコンが必要になります。(RISには操作を覚えやすいソフトが付属しています、パソコンからデータを転送した後は独立して動作します)

なにか作ってみよう!
 
説明書にあるロボットを作ってしまうとオリジナルを作ってみたくなりますよね。ただ、なにも考えないで、たくさんの部品を見ていると頭が混乱してくるので、やりたいことを整理してから、制作開始!
 
今回はこんなコンセプトで作ってみました。
1. 使う部品はRIS1.5標準部品のみ (飾りは他のパッケージから流用)
2. 動作は部屋の中を止まらないで動き続けるのみ
3. 出来る限りコンパクトで定重心
4. 方向を変えるのは車と同じステアリング機構
5. 駆動は後方に1輪の三輪車

試行錯誤で完成した、ステアリングと前方のセンサー
 
前方のセンサーは進行方向を決定するために左右独立して動作します。
ステアリングはウォームギアを二つ繋げて車と同じラックの部分を作っています。 写真ではステアリングのジョイント部分が細かく見えないので ジョイント部分のアップを見て下さい。
ここで多量の特殊ジョイントを消費してしまったので後々苦労しました。
 
ステアリングを動かす機構
 
RIS1.5には回転角度を調べるセンサーが含まれていないのでステアリングの角度はモーターを動かす時間によりコントロールしています。 (例えば右にハンドルを切るなら、モータを0.5秒間間動作させる、モータを0.5秒間逆転動作させればハンドルがもとの位置に戻る)
コントロールを正確に行うためにモーターの回転をギヤを組み合わせて減速しています。 これで意外と正確なハンドル操作が可能になりましたが、操作時間が1秒近くかかるので動作が遅くなってしまいました。
 
後方駆動輪と後方センサー
 
RIS1.5にはタッチセンサーが2個と光りセンサーが1個含まれています、すでに前方センサーで2個タッチセンサーを使っていたので後方の障害物を探知するセンサーは光りセンサーとジョイントを組み合わせた簡単な作りです。これでも十分役割は果たしてくれます。
写真でははずしていますが光りセンサーの周りには外からの光を防ぐフードを取りつけます。
 

こうして出来たのが最初の写真のロボットです。
みなさんもMINDSTORMSワールドにはまってみませんか?
時が経つのを忘れるほど楽しめますよ!
 
 
情報満載のMINDSTORMSサイトへのリンクです。
総合サイト
マインドストーム情報局
よりDeepな情報のサイト
Hirota's Home Automation Project
無印非売品
いしかわきょーすけのほーむぺーじ

関連書籍
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LEGO MINDSTORMSの世界
Joe NagataのLEGO MindStorms スーパークリーチャー
Jin SatoのLEGO MindStorms 鉄人テクニック

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