HARDWARE リペアー編

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TrackPadの再生
PowerBook5xxを長いことハードに使っていると、TrackPadの滑りが悪くなってきて動きがぎこちなくなってきます、こんな状態になったTrackPadを使っていると精神衛生上よくありません、しかし交換するにも値段が高い上にだんだん入手困難になってきています。そこで、PowerBook5xxと長く付き合うためにTrackPadの再生にチャレンジしました。
まずは表面用のフィルムと両面接着シートを仕入れてきます、今回は東急ハンズに行ってきました、まずフィルムは表面につや消し処理が施してあるなるべく薄いものを選びます、私はPB550Cに合わせて塩ビツヤ消板(黒)275mm×400mm×0.2mmを購入しました、これは色、手触りとも純正TrackPadとほとんど同じです、残念ながらPB520Cに合ったグレーは見つかりませんでした、他にも透明、白などがありました。
次に両面接着シートですがこれも薄くてTrackPadより大きいものを選びます、私はHCP kincsem シリコン/アクリル両面シート0.085mm×100mm×100mmを購入しました。
材料が揃ったところでTrackPadの再生を始めます。まずは本体からTrackPadを取り外します、そして取り外したTrackPadの表面のシールをゆっくりはがします、表面に残った両面テープのカスも丁寧に取ります(消しゴムを使うと便利)、シールをはがすとTrackPadの表面は写真のようになります。
 

 
次に両面接着シートをTrackPadに貼ります、シートはTrackPadより大きめに切って貼りつけて、余った部分は後でカットします。貼り付けるときは気泡に十分注意してください、気泡が入ると後でレスポンスが悪くなります。
両面接着シートが奇麗に貼れたら表面用のフィルムを大き目にカットしてからざらざらの方を上にして貼ります、余った部分をカットしたら再生完了です
後はTrackPadを本体に戻して出来上がりです、購入した両面接着シートは薄いピンク色をしていたので透明フィルムを使っても奇麗かもしれません。

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