31cm×18cm×24cmの小さな水槽に、自然の海を再現しようと思って、水槽をセットしました。住んでいる魚も、上の写真のカクレクマノミ以外は近くの海で捕まえてきた魚です、なるべく自然の海に近づけるために、生物循環も考慮して水槽をセットしました。
現在、セットから半年以上、経っていますがまだ海水の入れ替えはしていません、ちゃんと生物循環しているようです。
水槽の仕組

左の写真は、まだ魚を入れる前の水槽セット当時の写真です、今は珊瑚にコケが発生しているので写真のように白くありません。
水槽はADA(AquaDesignAmano)のガラス水槽を使っています、 ADAの水槽はフレームがなくて非常に美しく、とても気にいってます。
この水槽は海水魚用ではないので、天板のガラスにアクリルとシリコンで加工しました この加工は塩の吹き出しと海水の蒸発を防止するためのものです。 これによって海水の追加や比重の確認をやる必要もなくなったので、海水温(26℃)さえ気を付けていればあとは安心です。
濾過装置は底面タイプです、濾過バクテリアが最適に活動出来るように考えて自作しました、 水流を確認するために、味噌や醤油を使った苦心作です。
ポンプにはエーハイムパワーヘッド1005を使っています、この水槽サイズにしてはハイパワーですが ディフューザーが水槽内に適切な水流と十分な酸素を供給してくれます。
濾材はシンプルに珊瑚のかけらだけを使っています、珊瑚は適当なサイズの穴が適度に空いているので、 海水魚の濾材としては最高だと思います。
水槽内の生物循環
水槽内の生物循環は次のようになってます。
 
1.餌をあげる(朝,夜、2回)
2.魚が糞をする
3.珊瑚の中の濾過バクテリアが糞を分解する
4.濾過バクテリアが作った物質と光りでコケが生える
5.コケの一部を魚(カエルウオ)が食べる
 
これを繰り返して、与えた餌は最後には全てコケになります、水槽がコケだらけになったときは水槽を掃除して、海水を入れ替えなければならなくなります。
屋根裏水族館 Menu メンバー紹介