Attic or Garret

Attic or Garret

PocketStation 赤外線強化


出力があまりに非力なポケステの赤外線強化改造です、これで小型学習リモコンとして使えます。
IrDAモジュール内のLEDを使った改造では、満足のいく結果が得られなかったので新規に赤外線LEDを追加しています、そのためIrDAモジュール自体の加工が必要になります。
ポケステはCR2032一個でCPU、LCD、Speakerをドライブしているので赤外線LEDに割ける電流量は僅かになり市販の高輝度赤外線LEDはドライブできません。
いろいろ探した結果同じCR2032を一個使用しているカメラのシャッターリモコンのLEDがベストだったので、これをトランジスタも含めて流用しています。
無理矢理、高輝度LEDを使うと電源不足でCPUが落ちます
シャッターリモコンはリサイクルショップで100円で入手しました

改造個所の説明
 
@ 抵抗を取り外し、赤外線LED制御信号を取りだす。
A +3Vの電源をここから得る。
B スイッチング用トランジスタ
C LEDへつなげる
D +3Vの電源とつなげる
E 抵抗を通してLED制御信号とつなぐ
F 信号出力調整抵抗、220Ω
G 赤外線LED


 

IrDAモジュールは左側のLEDの部分を平らに削ってその部分に新しいLEDを取り付けます。
取り付けるLEDのアノード側にはトランジスタと繋ぐためのラッピングワイヤーをハンダして可能な限り端子を短くします。
カソード側はIrDAモジュールのケースと直接ハンダして固定します、この時写真のように斜めに固定します。 IrDAモジュールのケースとLEDのアノード側が接触していないことを確認したら エポキシ接着剤でしっかり固定します。
LEDはポケットステーションのケースからはみ出すので、LEDにあわせてポケステのケースも加工します。

 
IrDAモジュールをあまり削るとモジュールを壊すので慎重に削ってください
トランジスタ、抵抗等のパーツはスピーカーを固定する鉄の金具と接触してショートしないように注意してください、接触してしまう場合はテープなどを貼って絶縁します。

11/10/07 現在も運営されているPocketStationのサイトがありました。懐かしい
POCKETSTATION GENERATION

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