DOS/V解体新書 OS編

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Windows95
Windows95のバージョン
Windows95には現在4つのバージョンが存在します、最新バージョンには数々の機能が追加されていて、プログラムの実行スピードも速くなっています。
まずは、自分のパソコンのバージョンを確認してみましょう。
コントロールパネルのシステムアイコンをクリックすると次の画面が表示されます、マーカーで囲ったところがWindows95のバージョンです。
それぞれのバージョンの違いは次のもの
4.00.950 ショップで販売されているWindows95単体のパッケージ版です。
普通に使っていても全く問題はありませんが、ネットワークに接続して使用する場合にいくつか不具合が発生します。
4.00.950a 上記のパッケージ版にWindows95 Service Pack 1を導入して不具合を修正したバージョンです。
Windows95 Service Pack 1はインターネットなどから無料で入手できます。
4.00.950 B Windows95 OSR2(OEM Service Relase 2)と呼ばれるバージョンです。
OSR2バージョンは大幅な機能強化がされています、Windows98発売が遅れたためリリースされたバージョンのようです。
おもな追加機能は、Pentium MMXなどのMMX命令対応、大容量ハードディスクのためのFAT32、電源管理、記憶機能強化、PCMCIA機能強化、CDFS機能強化、PCI ブリッジ/ドッキング、IRQ 共有、など細部まで機能強化されています。
4.00.950 B
(OSR2.1)
Windows95 OSR2.1と呼ばれる現在の最新バージョンです。
OSR2.1の確認は、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」で行います、インストールされているアプリケーションのリストにUSB Supplement to OSR2が存在すればWindows95のバージョンはOSR2.1です。
OSR2.1はUSB機器が普及してきたときに必須になるバージョンです。
注意
Windows95 OSR2の製品版パッケージは販売されていません、またバージョンアップキットも公開されていません。
現在、Windows95 OSR2を入手する方法はWindows95 OSR2がインストールされたパソコンを購入するか、Windows95 OSR2へのバージョンアップキットが付属しているマザーボードを購入するしか方法がありません。
USB Supplement to OSR2はWindows95 OSR2専用です、OSR2以前のWindows95では使用できません。